ちば県人形劇まつりとそらまめ保育園公演
3月の自主公演が終わり新年度に突入、季節はあっという間に梅雨入り間近の6月初旬。
駆け足で過ぎていく月日の勢いに乗りに乗って行ってきた 二つの人形劇公演レポートです。
◆ 5月18日(日)
『第19回ちば県人形劇まつり in ふっつ』
今回 富津市で開催となった「ちば県人形劇まつり」に参加させてもらいました。コロナ禍で2020年から延期になっていたイベントです。無事開催の日を迎えられて良かったです。
県内外から集まった出演者たちがいくつかの会場に分かれ演目を披露しました。
私達ふわふわの公演場所は「和光保育園」。
園舎の玄関に入るなり広く真っ直ぐ伸びた磨き上げられた板張りの廊下を見て、Wow ! 老舗高級旅館みたい!と思ったのだけど、
なんと! 築100年以上の兵舎の食堂を移築して造られた建築物なのだそう。恐れ入りました。
歴史あり由緒あり重厚感たっぷりの園舎でした。ここで日々を過ごしている園児達が羨ましい!きっと毎日裸足だよね..
その長い廊下を挟んだ園庭と各部屋との仕切りは開け放たれていて、5月の薫る風が心地よく吹き渡っていました。こんな素敵な空間で人形劇ができるなんて!みんなでテンションあがりました。
この日の演目は、この日のために久しぶりに練習した人形劇『ぴったりギュー』とボードビル『キッチンカー』。
今回から、ヒッポ家の部屋に新しい家具が加わり(舞台装飾がかわいい😍と和光保育園の先生方に大好評でした)、キッチンカーにはエンディング曲「パレード」をプラスして完全版となったプログラムを上演しました。
心温まりました♡ 全部手作りなんですか!? など嬉しい感想をいただきました。
保育園公演のトリは、和光保育園の先生方で結成されている劇団『あまもり保育園』さん。先生方の伸び伸びとした気風が演目に現れていて、この保育園に誇りを持たれているからこその一体感が素晴らしかったです。劇団同士、真ん中に人形劇のある時間を共有できた事も貴重な体験となりました。
◆ 6月7日(土)
そらまめ保育園市川駅前園公演
保育園主催の地域交流を交えたイベントでの公演。今年もご依頼くださりありがとうございました。
こちらの園舎はうってかわって近代的。市川駅前の4階建ビルの保育園。とはいえ、内装も明るく子ども達が過ごしやすい工夫が施されていて、同じく心地よい雰囲気の保育園です。
演目は『カエルくんとふしぎなたまご』、『ゆかいなパネルシアター』、『おおきなかぶ』、ボードビル『キッチンカー』
地域の親子さん達と園児合わせて70名程が観てくれたのですが、とにかく客席のリアクションが最高でした。
人形が登場したり動いたりするたび即座に笑い声や言葉が返ってきたり、パネルシアターでも元気いっぱい声をあげてくれて嬉しかったです。
あれ?カエルくんしゃべらないね..
[そうセリフはないよ!なんて言ってると思う?]
キッチンカー🚙が登場すると、おお!!
[さあ始まるよ!]
食べ物のフォルムが変わると、わぁおいしそう!
[何か変わったの分かった?おいしそうでしょ!]
しなびた顔のトマトに、クスッ😄
[やっぱり面白いよね!]
私達も心の中で客席と会話をしてるつもりで演じることがあります。
でも、人形劇を観ての感想に正解も定型もありません。よく分からないまま終わるものもあるかもしれません。
見たまま感じたままを楽しんで、そして想像を膨らませてみてください!
さて、
6月29日(日)には、南行徳市民センター多目的ホールにて、市川こども文化ステーション行徳地区の公演があります。ご都合の合う方 ぜひみにきてください!!
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